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2016/1/16 世界を観戦する力を【3日目】 [雑談]

ワールドカップ2日目。
金・土・日で行われる大会の中でも最も過酷な日で、夕方に小休憩があるものの9時から21時半までスケジュールが詰まっている。
ボディビル観戦も観戦マッチョをカタボらせること必至なタイムテーブルだが、トラックレースはそれを超えている。観戦サイクリストの足腰は大丈夫なのだろうか。

北角の食堂にて朝ご飯
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中華食堂の朝ご飯は中華麺とパンが一緒になったガッツリメニューが人気です。
朝からお粥が食べたい人はお粥専門店に行きましょう。

駅に向かう途中の豆乳屋さん(豆乳しか売っていない)でペットボトルに入った加糖豆乳を、甘いパンを路面で売っている食堂で菓子パンを買い、一路香港ヴェロドロームへ。

開始時間の40分前に入場口へ。まだ10人と並んでいない。しめしめ。
そう思ったのもつかの間、ゲートが閉まっている。通常この手の大会では試走時間からお客さんを入れるものだが、開けるつもりが無いらしい。競技開始時間である9時に開門とのこと。
香港人もイギリス人も「はよあけろー、ヨソじゃもう開けとるぞこらー」と警備員につっこんでいたのだが、関係者はかたくなに開けようとしない。タダで見に来たわけでもないのに、杓子定規な対応である。9時から私の大好きな女子オムニアムだと言うのに、なめんとんか~。
そのような下々の者の叫びなど届かぬ堅物ぶりで9時に開場。急ぎ足でお気に入りのゾーンに席を取る。おお、オムニアム一種目目のスクラッチが始まりトロット選手たちが走り出しそう。あわやであった。

入場でケチがついたけれども、レースは最高。
特に女子団抜き。上位陣になるとどこも面白い。
観戦中、カナダ女子団抜き選手の兄(イケメン)が近くで観戦していて「ヘイボーイ、あれ俺の妹なんだ~。○○って知ってる?君どこ住み?」と白人の子供に話しかけていたが、それに割り込む度胸は無かった。根暗は国境を超えても治らない病気です。

女子オムニアムはスクラッチの集団落車が選手ばかりか観客の心にも暗い影を落としたのだが、エリミネイションは純粋に楽しめた。トロット選手の上手さが際立つ。
オムニアムはエリミネイションが一番面白い。決着がつくという点ではポイントレースも白熱するのだが、「上位陣はどうでもいい奴のラップは見逃す」向きのあるソレより、どんどん人が減っていくエリミネイションの方がワクワクする。
トロット選手の八面六臂の活躍ぶりはしびれる。団抜き、スクラッチ、オムニアムどれも抜かりなし。

忘れちゃいけないのは、香港の李選手が出場する女子スプリントだろう。
試合中は通路で応援している人や、観客の邪魔になる場所で撮影しているカメラマン(つーかこういう事してるカメラマンって大概構え方からして上手くなさそうな雰囲気が出ているんだが)をスタッフが注意していたのだが、李選手が走る時だけは通路に人が群がるのを容認していた。むしろ関係者っぽい人も李選手の時は一緒に観戦している。
何せ彼女は香港が誇るスーパーアスリート。国土的には小国である香港のオリンピックメダリストだ。

李選手は写真や動画で見るより遥かに良い脚!ハムも当然だが四頭のポッコリには感心した。
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勝った後のはにかみ姿も可愛らしかったなぁ…。結果はシルバー。強い。
男子フィギュアスケーターに萌えを感じるアラフォー以降の女性達はこういう気持ちなのかしらん。いやだけど俺は萌えなどという言葉で彼女達の努力や葛藤を薄めて捉えるなんてことは(急に俺とか言うな)。

トレーニングオタクの自分からすると、日本のトップ選手と他国のトップ選手は筋肉が明らかに違う。
短距離は顕著で、厚みとサイズが違う。人種の問題にばかりしてはいけない。スタートラインに並ぶと小柄な方になってしまうアジア人の李選手だって自転車で使う筋肉はかなり発達している。ネットでアップになった写真を見て貰っても想像はつくだろうが華奢では無い。だが脂がのっている感じでは決してない。
NHKの番組で競輪選手も言っていたけれど短距離はパワートレーニングはかなり重要になって来ると思う。男子もだけれど、やらないと発達は望みづらい女子は特に。

ケイリンオヤジーズの呼吸を止めて1秒的な眼差し
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ひとりサガン風味のスタッフがいるので気になって仕方が無かった

勝負事以外に感じたこともまとめときます。

●真面目すぎて逆に微妙な対応の話●
1、競技開始時間までお客を入れないのはどうなのだ
開門問題のせいで、朝一に行われた女子オムニアム第一種目・スクラッチのスタートが見れない人が結構いた。Evening Sessionでもほぼ同じような対応だった模様。
オーディエンスはお金を払っているのだから、是正すべき。

2、試走も見せた方が良い
AM Sessionの前の試走が見学出来ない話は先述の通りだが、AM SessionとEvening Sessionの間に行っている試走も見るのに制限が加えられていた。
トラックワールドカップ香港では、夕方の試走を見ることが出来るのは1日券を買った人だけなのだ。従い、Evening Sessionのチケットしか買っていない人はEvening Sessionが始まる時間まで中に入れて貰えない。
私の1日券は1日券に見えない体だったので(券に超小さくDAY PASSと書いてあるだけ)、再入場を拒否されそうになるというちょっとしたトラブルもあった。
チケットセンターで1日券を買うとネックホルダーに入ったそれっぽい感じのパスを貰えるようなんだけど、海外の人間がクーリエでチケットを送って貰う場合は代理店が印字したチケットだけが家に届くのだ。そういうことをもぎりの人が知らないから、つまらない事態が発生するんだろうな。英語か広東語かマンダリンで強く主張しなかったら、門が開くまで待たされ兼ねないってのは、頂けないなぁ。はよ指定席にしろ指定席に。

●感動した話●
1、ゲートが開くのを待つ香港人のマナーは凄く良かった
みんな綺麗に1列に並ん大人しく待ち、割り込む人は見かけなかった。
西洋人の自分基準のマナーを全世界に押し付けるアレも大概ナニで(何だよ)、それが世界規模で不和を引き起こしていることに関しては深く反省しないといけないと思うが、こと行列に関しては中国方面で苦い思い出がある。
ワールドカップでの待ち時間にも、大陸にありがちなアレやソレが起きると期待で胸が高鳴っていた予想していただけに、良い意味で裏切られた。ありがとう皆。

2、国同士のいざこざも無かった
国際試合なので景気づけに大きな日の丸を持参し席に置きっぱなしにしていたので、席を外している隙に国旗がズタズタに割かれているといったセンセーショナルな展開をあったらあったでしょうがないかなと思っていた小心者なりに妄想していたけれど、それも無く。国際都市香港と自転車競技ファンに万歳。
つーか起こらないのが普通なんですよね?サ●カーの試合会場って熱い代理戦争で怖い時があるんだけど。←結局それ

空腹に耐えかね、休憩中に駅ビルで買ったお菓子
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1年に1回会うか会わないかレベルのおまずいお味でござんした。空腹なので完食しましたけれどもね。

疲れ果てた身体で北角までたどり着き、駅の出口の目の前にある食堂でカロリー補給。

郊外油菜と紅茶
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コーヒーと同じで食堂の紅茶も脱脂粉乳感バリバリなので、苦手な人は気を付けましょう。私は好きです。
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海鮮カレーチャーハン。日本だったら2人前の量。火加減、味の濃さもバッチリでした。

晩酌
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おでん屋さん梯子しました。右が昨日と同じお店のもの、左はホテル近くの屋台の
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