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2016/12/20 ミシュラン香港・マカオ版を探せ!【3日目の前半】 [雑談]

8時20分、私はMTR上環駅に直結したフェリーターミナルにいた。
「本日はマカオの休日です」
チケット売り場に貼り紙が貼ってあったが、一介の旅行者がそれをどうこう思うことは無い。
チケットを手にしてからの流れは香港的システマチックで、10分もせずに出国手続き、乗り場への移動が完了した。乗船券指定のものより早いフェリーに乗りなさいとのことなので、8時半の船に。

5年以上前にマカオの地に足を踏み入れた際、想像より遥かに俗っぽい姿にがっかりした。気分が悪くなるほどの観光客が押し寄せている割には、あか抜けてもいない。2度と行くことは無い場所だと思った。
だが、此度の旅行を決めた際、ミシュランに載っている場所の確認及びポートワインをお土産にしたい、という目的が自分の中で生まれてしまった。そうなると行かざるを得ない。あな恐ろしや、酒飲みの心理。

定刻にマカオフェリーターミナルへ入港。
香港もマカオも中国ではあるが、その間の移動にはパスポートが必要である。
朝早くの港は混雑しておらず、入国は滞りなくサクサクと。観光客が押し寄せる前に仮眠でもしているかのように、静か。観光案内所へと足を運ぶ。

マカオは人の数に対してインフラが貧弱である。
都市部にあるべき電車、地下鉄が無いなんてのは序の口。道路も酷いものだ。車が足りていない上に、世界遺産エリアは乗り入れが厳しく制限がされているので、乗れる場所が決まっている。上手いこと流しのタクシーを拾えたとしても、正規の方法で客を取らない手合いとはトラブルが多いと聞く。
大手ホテルの無料シャトルバスを使うという手もあるらしいが、ホテルと港のピストン輸送なので、リピーターで色々周る人には言う程便利では無い。
従いマカオ市民の足であるバスの利用を思い立った訳だが、無料マップに書いてあるバス案内図が異常に不親切で、どのバス停で降りればいいかが分からない。香港の人間は愛想を振りまくこともないが、街中の案内標識などは東京よりも分かり易いので、旅行客にはありがたい。それに比べるとマカオは、カジノさえあれば飢えないと分かっているのか、全てにおいて観光周りが雑である。日本の女性誌で紹介されることが余り無いのは、こういう点もあるからだろう。外資系カジノの中は買い物にエンターテイメントにと便利だけれど、1個1個が大きく大味だ。特段空気がきれいではないマカオで島サイクリングをする人は少数派だろうし、エッグタルトだって10個も20個も食べないしなぁ(出されたらそれくらい食べるけど…)。
さて、どのバスに乗れば適当かがよく分からないので、ビジターセンターで目的地までのバス路線を聞くことに。しかし、マカオの観光サイトに載っていた英語の施設名を言っても通じない。広東語の呼び名で訊ね直したら理解して貰えた。マカオで一般的に通じる言葉は、広東語とポルトガル語。自分はごくごく簡単な広東語しか知らないし、ポルトガル語に至ってはまるきり分からないので、ここでは苦労しそうだ。
バス停で待つこと暫し。インフラ不足は深刻なようで、同じ番号のバスが2台続けて入場することもある。自分の乗るべきバスに乗り込むが、観光客が私以外一人もおらん。アナウンスはもちろん公用語、運転手が英語を理解している訳が無く、道行く市民も英語は大抵知らない。観光客が詰み易い乗り物である…。

バス停「紅街市」で下車。
日帰りの観光客が行くことは無い場所だが、マカオの庶民が集まっている賑やかなエリアらしい。
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赤い建物が紅街市

マカオらしい町並みである
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香港との決定的な違いは、ベランダ付き物件の多さでしょうな。
ベランダがあると洗濯物を天日干ししても必死感が出ないから、香港の洗濯物よりもしおらしく見えます。私はこれを「恥じらいのある洗濯物」と呼んでいる。
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天気も最高!

原付の多さも香港とは大いに異なる点
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え、これで多いって?こちらもどうぞ
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原付に前を塞がれただけで怒り狂う心の狭いドライバーは、マカオに来たら即潰されるな。潰されてしまえば良い。←非情

何も食べていないので、ご飯頂きましょうかね
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龍華茶樓さん、看板のタイルがお洒落で期待に胸が高まります。
ビブグルマンでも星付きでも無いのだが、ミシュランのサイトに掲載されていたこをと後日知った。とっちらけでスイマセン。

入店すると人数と何茶を飲むか聞かれるので答えます。お気に入りの寿眉茶を注文。
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レトロなポット

オーダー式料理もあるけれど、点心は好きなものを自分で取っていくスタイルらしい
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カメラを構えると蒸篭の蓋を全部開けてくれる店員さん達であった。わぁ、親切だし、観光客慣れしてる。

選んだのは
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カレー風に味付けしたハチノス、お酒が飲みたくなる味
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定番、牛肉球
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茄子の間につみれを挟んだもの

ちょっと他のメニューより高いのだが、イチオシは
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チャーハン風おこわ。味わいはしっかり目、中華ソーセージがゴロゴロ入っていて具沢山。
おにぎりにして、マカオの街歩き中ちまちま食べたいくらい。米好きは試すべし。

お店のウリは間違いなくインテリアだろう。レトロで上質なもので溢れている。
以下、ショボカメラの画像で申し訳ないが、訪れる人も限られているだろうし載せておきます。
基本的に写真は無加工で載せるポリシーなのですが(これをやると、自分の記憶も加工した色味の景色に修正されてしまう気がする)、龍華茶樓さんの写真だけはちょこっと明るさを足しちゃいました。

近くのマンションを横目に
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お茶置場
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おさかなクン
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無造作に置かない美意識
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お茶にお湯を入れてくれる作業場にも、良い感じの食器が何気なく飾られている

縁起が良さそうな壺
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お馬さん
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全体的に、非常にセンスが良い
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料理は絶品ではないけれど、昔ながらの素朴な味で美味しい。お値段は香港のバカ安い飲茶よりはちょっと高いくらいか。
店員さんの親切さは食堂らしからぬし、店内の居心地は非常に良かった。古き良き調度品の数々が綺麗に置いてあるところは、実はあまり多くない。それに、マカオらしいタイル貼りも見られる。
休憩場所としても、文化遺産的な意味合いとしても、非常に満足度が高い。良いお店。

お店は紅街市のお隣なので、通りには屋台が多数出ている
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人も多い

紅街市の壁
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レンガじゃなくてレンガ風だったんかい

じゃ、恒例の街市チェック!(今週の紀香チェック風に発音しよう←古過ぎ)
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レンガ風外観の可愛さを裏切らない、街市にしては可愛らしい内部。市場ビギナーには良いですね。
マカオ・香港の街市全体に言えることですが、お肉売り場よりお魚売り場の方がスプラッタな瞬間に遭い易いので、苦手な人は気をつけよう。

ものの本によると、ジモティが集う三盞燈なる広場周辺は、非常に賑わっているという。
行ってみよう、迷ってみよう。

大通りから
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小路へ入り

やはり、洗濯物には恥じらいが
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通りの様子はどうじゃらほい

おお、安い雑貨を売る路面店、食べ物を売る露店が密集しているではないか
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道が放射線状に伸びている上に看板が少ないのでグルグル迷ったが

三盞燈も見つけることが出来た
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多国籍な広場であった

ツーリストが大挙していないだけで、こうも楽しいとは
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ドリアン!ドリアン!
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熟して!いるぜ!

にゃんこ発見
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ここまで黒猫率が高かったので、貴重な白猫である

この地元民通りに、人が立ち止まる大きな蒸篭のお店がある
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奥にも巨大な蒸篭が積まれていることから、繁盛店と分かりますな。

テイクアウトする人が途絶えない蒸し物屋であるが、こちらがミシュランに掲載されている昌盛咖啡粉麵店である。
蒸し物は1個7パタカの模様で、良心的価格。冷めても美味しかろう馬拉糕を1つだけ持ち帰り。

蒸篭の肉まんも美味しそうだったけど、土鍋も気になったな~
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後半に続きます。
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